
パレスチナ産マジョール・デーツ(種あり)【民際協力のパルシックから】
¥1,296
SOLD OUT
2014年から現地での支援を続ける民際協力NGO・認定NPO法人パルシックさんが、パレスチナの生産者の暮らしを守る目的で、この2月から緊急輸入を開始されました。
以下、パルシックフェアトレード事業のHPから。
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パレスチナ西岸地区ジェリコ県の農民が、ヨルダン渓谷で栽培したデーツです。
1997年、PARC(パレスチナ農業復興委員会)がジェリコの農家にマジョール種のナツメヤシの苗木を配布したことから、栽培が開始されました。ヨルダン川渓谷地域は気温が高く湿気が低いため、マジョールデーツを栽培するのに最適な地域です。
マジョールデーツは、デーツの中でも最高の品種として知られています。無添加で、濃厚な味わい、しっとりとした食感、ジューシーで黒糖のようなやさしい甘みが特徴です。
以上。(現地写真はパルシックさんによる)ーーーーーーー
カリウム・マグネシウム・鉄分などを多く含み、血糖値の上がりにくい低GI食品のデーツ。
現地では、ラマダン(断食)明けや朝食などでも食されるそうですが、濃厚な食べ応えに納得です。百花園主は、カフェラテと一緒に頂くのが大好きです。
★ホワイトデーなどに向け、ギフトラッピングはサービスです。沢山の方の手に届きますように。
原産国:パレスチナ自治区
内容量:250g
賞味期限:2026年12月
保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存
製造者:Al Reef for Investment and Agricultural Marketing ※PARC(パレスチナ農業復興委員会)と連携し、フェアトレードの原則に従って、パレスチナの農村地域における持続可能な開発の創造をビジョンに掲げて活動する団体
※当店では、在庫売り切れ次第、もしくは4月中旬までの取り扱い予定
※発送の際の梱包材はリユースとなります。新品の梱包材(¥300)をご希望の場合、お手数ですが商品カテゴリー【梱包】から、ご購入をお願いします。
以下、2025.2.20記(随時更新します)
2023年の10月から続くパレスチナ・ガザ地区での殺戮行為に、物理的には遠く離れた私達はそれぞれに胸を痛め、声を上げ、支援に取り組んできたことと思います。
私自身は、目の前の暮らしとそのようなアクションの並行に無力感と懐疑心を抱いてしまい、何も出来ずにいました。今回、百花園での販売を決めたのは、SNSに流れてきたデーツのパッケージを「かわいい!」と思ったからです。異国の文化に出会う喜びを素直に感じ、「このデーツの販売から、関わりを・連帯を紡ぐことなら始められるかもしれない」と、縮こまっていた気持ちが動き始めました。購入を呼びかけた色川の隣人たちの存在と呼応もあってのことです。
遠く離れた中東から東京へ、東京から紀伊半島の山奥へ。そしてお客様へ。その道のりにどんな意味を持たせられるでしょうか?(考え中です)
支援、フェアトレードと言うけれど、平和もフェアネスもそもそも当然のことです。遠くない将来、このデーツを口にすることが、ただただ異国の美味しい食べ物を頂く楽しみになることを目指したいと思います。日本の干し芋を挟んで食べても美味しいよ!とか、そんなフェアの先にある喜びの交易を心に描き続けたいと思います。今日必要なのは緊急支援ですが、その先のビジョンを手放さないためにこそ、こうして連帯の手を繋がせて頂くことにしました。
ところで、パルシックさんが2014年から始められたパレスチナ支援のプロジェクトは、ゴミ分別や生ゴミの堆肥化による循環型社会のモデル形成、植樹による緑化、(シングルの)女性も主体的に生計を担える畜産業のモデル形成‥と、中山間地で環境破壊・経済優先社会とは別の暮らしを探る私たちとも通じる課題ばかりです。戦場からの復興と言う点は大きく違えど、限られたインフラや資源、人材で作ろうとする未来は、私たちが描くこれからの暮らしととても似ているのかも?と感じました。ひとつ地球の上で、それぞれがそれぞれの暮らしを生きることが、お互いの励みになるように、今日ここでの暮らしに懸命でありたいと思います。(百花園)