
絵本『もしぼくが鳥だったら パレスチナとガザのものがたり』とデーツのセット
¥3,240
SOLD OUT
民際協力・NGOパルシックさんがこの2月にパレスチナから緊急輸入されたデーツと、翻訳絵本の出版社・ゆぎ書房さんから2025年1月に出版された絵本『もしぼくが鳥だったら パレスチナとガザのものがたり』をセットでお届けします。
パレスチナで起こっている未曾有の人道危機は、21世紀に生きる私たちが向き合わずにはいられない問題です。
どのようにこども達に伝えたら良いのかは、個々人の取り組み以上に難しく感じられますが、絵本はそのきっかけとなってくれるとても優しいツールです。大人の読書会などでもパレスチナ問題への入り口として扱えるのではないでしょうか?
読後に、甘く柔らかいデーツと温かい飲み物で、硬くなった体をほぐしながらお話しする時間を作ってもらえたらと思います。
本書はゆぎ書房の代表・前田君江さんが2019年に中東絵本の翻訳者・片桐早織さんに「パレスチナで難民になった人たちを描いた、アラビア語の絵本をもっと読みたいです」と相談されたことがきっかけで生まれたそうです(その時点で、既に片桐さんは本書を訳されていたそう)。
出版の機会を伺う間に、2023年10月7日以降の更に苛烈な状況を目にした前田さんは、「今ならこの絵本も理解してもらえるかもしれない」と、本作品の翻訳権取得に向けて動き始め、さらにこの出版を「多くの方々との問題共有の機会と捉え」2024年10月にクラウド・ファンディングで緊急出版と全国での「『ガザの子ども図書館』展」の開催を呼び掛け、達成へと至られました。
(経緯と「『ガザの子ども図書館』展」開催情報は出版社サイトからhttps://note.com/yugishobou/n/nb2818ece66e6)
出版記念のオンライントークを拝見しましたが、日本での出版に関わられた方々が、それぞれの専門分野で長くパレスチナに向き合ってこられたこと、それを翻訳絵本という形で私達に届けてくださったことを、読者として受けとめ繋げたいと思い、百花園での販売を決めました。
グッズを身に付けたり、デモを行ったり、行政へのを陳情するなど、できる行動は色々ありますが、本を読む、読んであげる、展示に足を運ぶ(開催の募集もされています)といったことも、アクションのひとつに、きっとなると思います。
息子に読み聞かせたら、分離壁のあちらとこちらを俯瞰する絵を見て「どっちがパレスチナなの?」と聞かれました。(『どっち』って何だろう?なぜ分かれているのだろう)かあちゃんは一晩考えたけど、わからなかったよ。でも、君がどっちに暮らすことになっても、同じくらい嫌だな。
こちらのセットもデーツ単品と同じく、各パターンのギフトラッピング無料です。沢山の方に広がりますように。
図書館や図書室、読み聞かせグループへの寄贈もすてきですね。
デーツの詳細はこちらhttps://hyakkaen.base.shop/items/99379593
【デーツ】
原産国:パレスチナ自治区
内容量:250g
賞味期限:2026年12月
保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存
製造者:Al Reef for Investment and Agricultural Marketing ※PARC(パレスチナ農業復興委員会)と連携し、フェアトレードの原則に従って、パレスチナの農村地域における持続可能な開発の創造をビジョンに掲げて活動する団体
【書籍:もしぼくが鳥だったら パレスチナとガザのものがたり】
著者:】ファーティマ・シャラフェッディーン(文)、アマル(絵)、片桐早織(訳)、鈴木啓之(解説)
出版:ゆぎ書房
ISBN-10: 4910343083
判型:B5判変型
ページ数:24
発行年月日:2025年01月
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